竹の魅力、美しい工芸品 水戸で企画展

茨城新聞
2018年11月30日

人の暮らしに寄り添ってきた竹の魅力がテーマの企画展「竹に添う竹でつくる展」が、水戸市備前町の常陽史料館で開かれている。会期は来年1月13日まで。

同展は「観る」「使う」「聴く」の3部構成で、竹の工芸品や生活雑貨など65点が展示されている。「観る」の会場では、工芸家の故八木澤啓造さんや、孫の八木澤洋志さん(笠間市)、小林次郎さん(古河市)などのマダケでできた繊細でしなやかな美しい工芸作品の数々が並ぶ。

「使う」のコーナーでは、青物師の鈴木繁さん(笠間市)などが手掛けたモウソウチクで制作した「目籠」をはじめ、コーヒードリッパーなど今昔の生活雑用品が展示されている。他にもモウソウチクの木琴(シロフォン)で、童謡「たき火」などを自由に演奏できるコーナーもある。

同展を企画した学芸主事の飛田文さんは「若い世代は、竹の魅力を知らない人が多い。実際に触ってさまざまな竹の魅力を知ってほしい」と話す。

水戸市の主婦(64)は「子どもの頃見た目籠が懐かしい。また、現代の生活に溶け込むスマートフォンのケースなどもとてもすてき」と笑顔で話した。

開館は午前10時~午後5時45分。休館日は毎週月曜日、12月2、29日~来年1月4日。入場無料。

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