25日まで「周縁の美学」 筑波山麓に現代アート 国内外作家14人参加

茨城新聞
2018年11月9日

つくば市臼井の筑波山麓にある「ふれあいの里」で、現代アートの野外展覧会「筑波国際野外現代芸術展」が開かれている。国内外の現代アーティスト14人が、自然に囲まれた森を舞台に多彩なアート作品を展示。今年6年目を迎え、「周縁の美学」をテーマに、自然の中の芸術を考えさせる内容となっている。25日まで。入場無料。

同展は2013年から同市で始まり、年1回のペースで開催。ふれあいの里では5年目となる。主催はNPO法人つくばアートセンター。外国人作家はイタリア、インド、ブルガリア、中国を含む9カ国から参加。各作家は10月20日~11月3日、現地で公開制作し、空間展示や、木の枝や自然素材を使った立体物など多彩な作品を手掛けた。

秋田県出身のサクサベ・ウシオさんは6本の竹でつった網に石を入れた作品を展示。「目に見えない重力を視覚化して美的に表現した」と説明した。インドのシルパ・ジョグレカさんは竹や木の枝を使い渦巻き状の囲いを制作。「森の中にもう一つの森をイメージして作った。中に入ると精神の静けさを感じられるように考えた」と話した。

初日の4日には、総合案内所で現代音楽家のライブも開かれた。つくばアートセンターの篠原光子代表(55)は「作家が短期間で即興や直感力で作った作品を展示した。自然の中からアートを表現、発信する面白さを見てほしい」と来場を呼び掛けている。

期間中は午前10時~午後4時(受付は同3時半まで)。火曜日休館。

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