秋の世界遺産 荘厳さ一段と 日光 11日までライトアップ

下野新聞
2018年11月9日

 世界遺産二社一寺の秋夜を彩る「ライトアップ日光2018」(同実行委員会主催)が9~11日の3日間、日光市山内と周辺地域で開催される。8日は試験点灯が行われ、幻想的な光が聖地を包んだ。

 日光青年会議所の発案で始まり、今年で24回目の恒例イベント。試験点灯では紅葉した木々の中、日光東照宮の五重塔や日光山輪王寺常行堂、日光二荒山神社の拝殿などが明かりに照らされ、昼間とは違った荘厳な姿を見せた。

 ライトアップは各日午後5~9時。期間中、東照宮と輪王寺大猷院(たいゆういん)では夜間参拝、二荒山神社ではナイトウエディングも行われる。

 実行委は「昨年は約2万人が訪れた。多くの人に楽しんでほしい」としている。