県大洗水族館でゴマフシビレエイ初展示

茨城新聞
2018年9月24日

大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、電気を放つ性質を持つ「ゴマフシビレエイ」が初めて展示されている。名前の通り、ゴマを振ったようなまだら模様が特徴。全国的にも公開は珍しいといい、情報の少ない生態も調べていく。

ゴマフシビレエイは、本県沖や三陸沿岸、相模湾で生息が確認されている。餌を捕らえたり外敵から身を守ったりする時に放電し、相手をしびれさせる特徴がある。同館で公開しているのは、日立市の会瀬沖で見つかった全長1メートルほどの個体で、水槽内をゆったりと泳ぐ姿を見られる。

水槽に移す際、うっかり素手で触れて「ビリッときた」という飼育員の久崎智也さん(26)は「電気はそこまで強くないように感じた。ガラス越しなので安心してご覧いただければ」と話していた。

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