モネやピカソ 印象派の名画紹介 特別展が開幕 茨城県近代美術館

茨城新聞
2018年9月5日

近代フランス絵画の魅力を紹介する展覧会「ポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまで」(茨城新聞社など後援)が4日、水戸市千波町の県近代美術館で開幕した。同館の開館30周年を記念した特別展。モネ、ルノワールの印象派からピカソなどの20世紀絵画に至るまで不朽の名画を身近に鑑賞できる。11月18日まで。

同館は1988年に開館し、10月1日で「30歳」を迎える。今回はポーラ美術館(神奈川県箱根町)のコレクションから20作家全72点(絵画71点、彫刻1点)を厳選。30年前の開館記念の展覧会と同じ印象派の名画を集め、原点に立ち返る形となった。

今展は一般来場者が展示作品の一部を自由にスマートフォンなどで写真撮影できるフォトジェニックな展覧会と位置付け、波及効果を狙った会員制交流サイト(SNS)での「シェア」や「拡散」も推奨している。

撮影可能な作品は著作権が切れた37点。来場者はマネ、ピサロ、モネなど美術史上の名品をスマホやデジタルカメラで次々と撮影し、中でもルノワールの逸品「レースの帽子の少女」の撮影が人気を集めていた。開幕日は「本当に写真を撮っていいんですか?」とスタッフに確認する姿も多く見られた。

鑑賞と撮影を堪能した水戸市の男性(45)は「撮影ができるのは画期的。敷居が高いイメージの美術館に入りやすくなる。写真はフェイスブックとインスタグラムにアップしたい」と感想。同館主任学芸員の沢渡麻里さんは「写真のほか、作品鑑賞の感想などもSNSで共有して楽しんでもらいたい」と話した。 


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