山の魅力、地図で紹介 国土地理院で企画展

茨城新聞
2018年7月30日

四季折々の表情を見せる山の魅力を地形図を基に紹介する企画展「山を知る」が、つくば市北郷の国土地理院「地図と測量の科学館」で開かれている。地図や測量で山を知る方法や、登山の楽しみなどを43枚のパネルで展示。地理院は「山に親しむ季節になり、8月11日の『山の日』にちなみ山と測量地図についてもっと知ってほしい」と話している。10月14日まで。

日本は国土の3分の2が山地。地理院は測量を基に登山やハイキングに必要な地図を発行しており、地図から山の姿を読み解く面白さを示している。

展示ではまず、緯度や経度、標高の基準点になっている三角点を説明。三角点は1~5等などがあり、関東近郊の男体山(栃木県)のほか、全国の伊吹山(滋賀県)、八ケ岳(長野県)などを取り上げている。山頂では、三角点よりも高い地点に山頂がある場所も多いという。

地図の読み方を学べる展示では、最も一般的な2万5千分の1地図が題材。一つの等高線が10メートル、濃い色の線は50メートルを表し、1円玉(直径2センチ)を地図上に置くと、実際は500メートルの距離になる。

「地図に描かれた特徴的な山」コーナーでは、雪渓のある立山、非対称の尾根がある白馬岳、高層湿原のある苗場山、岩峰のある妙義山といった特徴を並べた。

「伊能忠敬が仰いだ山々」コーナーでは、忠敬が測量地図を作るために山をさまざまな方向から測ったことをひもといた。忠敬の地図と現代地図の違いも見比べることができる。

「山で役立つ地図」コーナーでは、現代の地図がかつての3色刷りから多色刷りになり見やすくなっている点や、地図を使いやすく折る「ミウラ折り」の作り方も披露している。

毎週月曜休館(祝日は翌日休館)。入場無料。 

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