ナシ「幸水」 出荷始まる 石岡

茨城新聞
2018年7月20日

石岡市根当のJA新ひたち野石岡梨選果場で19日、ハウス栽培により一足早く収穫を迎えたナシ「幸水」の出荷が始まった。搬入する生産者や品質管理をする担当者ら約20人が、大玉に実ったナシの箱詰め作業に追われた。

作業は、担当者らが傷の有無や色合いなどを確認。大きさにより機械で仕分けられ、手際良く箱に詰めていった。同日は約2・5トンを水戸や横浜の市場に送り出した。

今年は温かい日が続き、例年より10日ほど早く出荷が始まった。出荷は8月上旬ごろにピークを迎える見込み。ナシの出荷は幸水から始まり、「豊水」「あきづき」「新高」と続く。

同JA石岡梨部会の岡野孝雄部会長(63)は「今年は玉が大きく甘みが強い。例年より出荷が早まっているので、ぜひ早めに味わって」と話した。

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