自信あり 県定番土産 フードバレーとちぎ 13社、13品目が誕生 包装改良、アピールも

下野新聞
2018年7月10日
 フードバレーとちぎの2017年度の「とちぎの定番土産創出事業」で、本県の将来の定番土産となるような13社の土産品13品目が9日までに誕生した。20年の東京五輪・パラリンピックや、22年の栃木国体など今後も多くの来県者が見込まれる中、県産業政策課の担当者は「県民が来県者に自信を持って薦められる土産品づくりに取り組んだ」と話している。

商品開発にはJR東日本や東武鉄道グループの東武商事(東京都)など土産販売に関わる5社が協力した。開発費用はJA栃木中央会、農林中央金庫宇都宮支店が助成し、既製品に付加価値を付けたリニューアル商品も対象となった。

いくつかの改良点を見ると、食品卸の国分関信越(小山市出井、大久保徳政(おおくぼのりまさ)社長)は、従来のフィルム包装から箱のパッケージを改良した。イチゴ、とちおとめのジャムを使ったカステラ「いちごカステラ」(5切れ、税込み432円)で、新幹線でも販売できるようになった。

飲食事業のフォーシーズン静風(真岡市台町、田尻正喜(たじりまさよし)社長)のフリーズドライしたイチゴをチョコレートで包んだ菓子「恋するいちご」(5個、同648円)は、従来の包装ではどんな菓子が入っているのか確認できない欠点があった。イチゴの断面が分かるような透明の包装に変更し、ビジュアルに訴える商品にした。

観光土産品製造販売のダイエー(日光市森友、川口俊成(かわぐちとしなり)社長)は県産イチゴのジュレを使った杏仁(あんにん)豆腐風ミルクゼリー「贅沢(ぜいたく)いちご杏仁」(140グラム、同480円)を改良した。ゼリーの上にトッピングされていた角切りイチゴをイチゴジュレに替え、見た目のバランスを良くし、食べやすくした。

県産業政策課は「販売業者の伴走支援により、県の目標を大きく上回る土産品が創出された。新顔の13品が将来の定番土産として定着するよう、商談会や展示会でのPRをしていく」と説明している。

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