《北毛発 温泉百景》沼田・白沢 眺望の湯に直販所 河岸段丘の恵み人気

上毛新聞
2015年10月13日

昨年開館20周年を迎えた沼田市白沢町の日帰り温泉施設「望郷の湯」は、利根沼田の豊富な農産物をそろえた直売所「座・白沢」が人気だ。観光客から勤め帰りの人まで連日にぎわい、地元の1次産業振興に貢献している。18日には年間を通じ最大のイベント「お客様感謝祭」を開く。
秋の観光シーズンが本格化した4日、望郷の湯と直売所が入る道の駅白沢で、旬を迎えた観光農園をアピールする「りんご&ぶどう祭り」が開かれた。構内では年間を通じてさまざまなイベントを行い、地元の農産物をアピールしている。
望郷の湯は旧白沢村が1994年に建設。片品川の河岸段丘の北側に位置し、赤城山や武尊山など360度のパノラマが楽しめる眺望が売りだ。昨年4月には来館者が500万人を超えた。
周辺で作られる農作物は河岸段丘の高低差を生かした種類の豊富さが特長で、開館当初から地元農家が作物を持ち寄り朝市を開いていた。直売を充実して温泉誘客を図ろうと、道の駅に登録された翌月の97年5月、直売所をオープンした。
特産のトマトやトウモロコシといった農産物のほか、白沢産の野菜で作ったオリジナルソース(600円)も人気だ。施設を運営する白沢振興公社は「近年は直売所の方を目当てに県外から訪れる人も多い。温泉との相乗効果が上がれば」と話す。
12回目を迎えるお客様感謝祭は農産物を通常の2割引きで販売する。午前10時開始で売り切れ次第終了。

地図

地図を開く 近くのニュース