最高峰の作品集結 水戸 日本の書展茨城展開幕

茨城新聞
2018年4月15日

「第45回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)が14日、水戸市千波町の県民文化センターで開幕した。現代書壇の最高峰の書家と県内の第一線で活躍する書家の作品、合わせて369点を会派を超えて一堂に展示する。19日まで。

開幕式で、茨城書道美術振興会長の小田部卓茨城新聞社長が「全国的にみても茨城の書道界は上位。若手も成長しており、会員と共にさらなる精進を目指す」とあいさつ。吉澤鐵之(てつし)理事長は「この書展のおかげで、茨城の書壇は団結力と実力が正比例して伸びている。今後も回を重ねて努力していく」と述べた。続いて、主催者と来賓代表がテープカットを行った。

初日は書家が来場者の前で執筆する席上揮毫(きごう)や奨励賞の表彰式を行った。

同展は1973年から続く県内最大規模の書道展で、全国巡回の「現代書壇巨匠選」や「茨城書壇招待作家展」など5部門で構成。会期中、出品者によるギャラリートークのほか、協賛チャリティー色紙展示即売会と第18回茨城新聞学生書道紙上展の入賞作品の展示を合わせて行う。

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