できた!藤井川ダムカレー 二つの堤体再現

茨城新聞
2018年3月16日

城里町下古内の藤井川ダムと周辺の景色を表現した「藤井川ダムカレー」が完成し、同ダム近くの町健康増進施設「ホロルの湯」で販売が始まった。町の活性化を図ろうと常磐大生、水戸桜ノ牧高常北校の生徒らが企画・開発し、クラウドファンディング(CF)で出資を募った。発売日の10日は記念イベントが行われ、出資者らが最初に味わい、好評を得た。

藤井川ダムカレーは、特徴として放流できる二つの堤体をご飯でかたどり、ソーセージを引き抜くと湖水に見立てたルーが“放水”されるという遊び心も盛り込んだ。ご飯の脇には周辺の森などを表す野菜や町産キノコを添え、ルーの上には町自慢のキングポークを乗せた。また、特注の器の縁は湖岸の形になっており、町内の作陶家が制作した。カレーの価格は850円(税込み)。

砂金(いさご)祐年(さちとし)同大准教授のゼミ生や同校の2年生が中心となり、昨年6月には試作も行うなど企画を練り上げた。

開発資金の調達は、インターネットを通じて募るCFを活用した。下回ると不成立となる目標額は120万円に設定し、同7月末から2カ月の期限で募集。残り3週間で2割の額にとどまり苦戦したが、PRに奔走して目標額を超えた。

記念イベントには県内外から出資者が集い、学生からカレーの紹介を受けてじっくりと味わった。

浜松市から訪れたダム愛好家の男性(47)は「具だくさんで町の特産も知ることができ、おいしくて楽しい」と声を弾ませた。

同高2年、興野沙葵(きゅうのさき)さんは「達成感に浸っている。ダムカレーを通じて城里町の知名度が上がり、多くの方に訪れていただけるよう願う」と話した。

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