《ちょこっとグルメ》 地粉で丹念に打ったそば

上毛新聞
2018年2月26日

◎そば源 (沼田市柳町) ☎0278・22・7815

「片品村出身の母が作ってくれたそばをもう一度食べたい」と、市内で仕出し料理店を営んでいた鈴木保雄さん(故人)が各地を食べ歩き、修業を重ねて2003年に開店。現在は妻の美知代さん(67)、2人の子どもと切り盛りする。
【写真】「旬の山菜」「野菜」「エビ・キス」の3種から天ぷらが選べる鶴の膳
利根沼田地区を中心とした地元産そば粉と、片品の天然水のみで作る十割そばが評判。丹念に打ちあげることでジュンサイのようなぬめりが生まれ、心地よい舌触りとのどごし、豊かな香りが楽しめる。
人気メニューは、生のフキノトウやワサビの葉、アケビの皮といった季節の山菜を使った天ぷらや、漬物などの3点盛りが付いた鶴の膳(1620円)。食後の甘味として、ゆでたてで温かいそば団子も味わえる。
毎月10日には「そば打ち体験会」(要予約)を開催。3千円で指導付き体験と食事が楽しめるとして好評だ。

▽営業 11時半~ラストオーダー20時
▽定休日 水曜
▽これもお薦め そばがき(小)400円

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