冬ボタン 暖かな装い あしかがフラワーパーク

下野新聞
2018年2月1日

 朝晩の厳しい冷え込みが続く県内。足利市迫間町のあしかがフラワーパークでは、冬ボタンが雪囲いに包まれ、暖かそうな装いで来場者を迎えている。

 寒さに弱いボタンを雨や雪、“空っ風”から守るための展示。園内に設置している250基の雪囲いは、全て従業員が手作りしている。

 遊歩道脇にぽつり、ぽつりと点在する姿は、“雪ん子”が身をかがめているかのよう。かさの下からは赤やピンク、紫などの冬ボタンが顔をのぞかせていた。

 午後4時半からは発熱電球がともり、柔らかい光が囲いの外にも漏れていた。

 同市月谷町、主婦籾山初子(もみやまはつこ)さん(77)は「お花がとてもあったかそう。奇麗に咲いてますね」と話していた。展示は2月末まで。 

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