真壁のひなまつり 2月4日開幕 住民温かくおもてなし

茨城新聞
2018年1月31日

国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている桜川市真壁地区で2月4日から、春の訪れを告げる恒例行事「真壁のひなまつり 和の風第十六章」(実行委員会主催)が1カ月にわたり開かれる。歴史ある建物内に江戸時代から現代までの多彩なひな人形が飾られ、街歩きを楽しめるほか、地域住民らが来訪者を温かく出迎える。

16回目を迎える今年は、約160軒が参加。開幕を直前に控え、町内の店舗などには、ひな人形が飾られ始めたほか、看板も設置され、準備が進む。

ひな人形は、古くは江戸時代から平成まで、幅広い年代が並ぶ。その家で代々受け継がれてきた貴重なものから、趣向を凝らしたユニークなものまで、さまざま。伝統的な七段飾りやつるしびなをはじめ、猫やネズミなどの動物をあしらったひな、将棋を指すひななども登場し「飾られるひな人形は毎年、同じではないのもまつりの魅力」と実行委員長の村上宏さん(63)。

地域住民が何より大切にするのが、おもてなしだ。来訪者に積極的に声を掛け、交流を楽しんでいる。住民たちとの会話を求め、リピーターも多い。

県内で唯一の重伝建となっている同地区には102棟の国登録有形文化財をはじめ、見世蔵や土蔵、門などが残る。まつり期間中の毎週木曜から日曜には、地元ボランティアによる街並み案内も企画されている(要予約)。

会場周辺には臨時駐車場が設けられるほか、JR岩瀬駅と会場近くの市役所真壁庁舎、筑波山口を結ぶ市バスが毎日運行。つくば市のコミュニティーバスを乗り継げば、つくばエクスプレスつくば駅から会場まで行ける。2月17日~3月3日の土日は、同駅から真壁町高上駐車場間を走る臨時のシャトルバスも運行する。

詳細は市観光協会のホームページで案内。問い合わせは、市商工観光課(電)0296(23)8200。 

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