潮来あやめ園と周辺道路 日本風景街道に登録

茨城新聞
2018年1月27日

沿道の景観や自然、文化などを生かして地域活性化を図る国交省事業「日本風景街道」に潮来市の観光名所「水郷潮来あやめ園」一帯と周辺道路が登録され、同市辻の市役所で25日、登録証伝達式が行われた。登録ルート名は「いたこ あやめ 花街道」で県内2カ所目。同園で花の管理を長年続ける市花菖蒲協会の西山清二代表が登録証を受け「感無量。この登録を機にさらにPRし、もっと皆さんに愛される街道にしたい」と笑顔で話した。

同事業は、日本列島の美しさを発見、創出し、地域活性化や観光振興に寄与する目的で始まり、2007年から登録開始。今回の登録が全国141番目、関東20番目となる。県内では、筑波山と周辺の「千変万化の筑波山『まち』『さと』周遊ルート」が第1号。

「いたこ あやめ 花街道」は国道51号や県道101号、前川に囲まれたエリアで、中心には、約500種100万株のアヤメ科の花が初夏に咲き誇り「嫁入り舟」など水郷情緒豊かな催しが行われる「あやめまつり」会場の同園がある。春のサクラの名所の稲荷山公園、秋に一面ピンク色に染まる上戸川コスモス畑もエリアに含まれる。

登録は、中心となる道路があることや、地域の団体などがパートナーシップを組んで活動していることなどが条件となっている。潮来市では、同協会と市が協力し「あやめまつり」前に市民協働で園内の除草、清掃活動を実施したりし、まつり期間以外もフジやアジサイの植栽を行うなどし、地域資源を生かした観光振興活動を展開。昨年11月に登録申請し、同年12月8日付で登録された。

伝達式には、西山代表や原浩道市長のほか、水郷潮来観光協会、市商工会など関係団体の代表者らも出席。国交省関東地方整備局常陸河川国道事務所の八尋裕事務所長から、同園の西山代表に登録証が手渡された。原市長は「先人たちの積み重ねが登録につながった。登録を国際観光都市を目指す突破口にしたい」と展望を話した。同事業主催者を代表して八尋事務所長が「地域資源を生かすさらなる取り組みを期待したい」と語った。

今後、登録ルートで行われる地域の魅力向上に向けた活動に対し、国交省が情報発信や助言などの支援を行っていく。  

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