門松作りがピーク 宇都宮・池田竹店

下野新聞
2017年12月19日

 門や玄関先を飾る縁起物の門松作りが宇都宮市泉町、池田竹店でピークを迎えている。

 同店は市内の竹林から切り出した孟宗竹(もうそうちく)の色と新鮮さにこだわり、あえて今月中旬過ぎから作業を本格化した。

 18日は従業員ら14人が早朝から作業。コンクリートの土台に固定した竹にわらを巻き、梅の形に縄を結んで松を挿す。一連の作業を分業で行い、3尺5寸(1メートル5センチ)から10尺(3メートル)までの門松を次々に仕上げた。27日まで作業し、県内の企業や飲食店、ホテルなどに約140組を納める。

 池田昌可(いけだまさよし)社長(63)は、「地域古来の形を守り、丁寧に仕上げている。いい正月を迎えてほしい」と話していた。

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