《旬のいちおし》 古河、サニーレタス 「幅広い料理に合う

茨城新聞
2017年11月15日

「太陽の光と程よい寒さで葉先が鮮やかな赤紫色になる」と語るのは、古河市水海でサニーレタスを栽培する羽部正男さん(60)。収穫最盛期を迎え、赤紫に色づく約160アールの畑で妻の浩子さん(57)とともに作業に追われる。

サニーレタスはレタスの中でも、特にベータカロテンや鉄分、ビタミンCなどの栄養を豊富に含み、サラダの彩りとして使われる。「シャキシャキした食感でやわらかく、癖のない味わい。幅広い料理に合う」とアピールする。

30年間栽培を続け、最も気を使うのは「水が流れやすい畑づくり」。畑に水分が多いと、葉の傷みや品質低下につながるため、土壌中の岩盤を砕いて水はけを良くしたり、土を高く盛ったりして水分を与えすぎないよう工夫する。繊細な野菜のため、収穫作業も葉を折らないよう注意を払う。

同市は2014年にサニーレタスの県銘柄産地に指定された。「ボリューム感があり、品質には自信を持っている」と胸を張る。秋物は12月上旬まで出荷が続き、首都圏や東北地方をはじめとする全国各地に届けられる。「さらに良いものを作り、世界一の産地にしたい」と笑顔を見せた。

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