東北産カキ 炭火で堪能 イオン太田に期間限定出店

上毛新聞
2017年11月12日

東北産のカキを提供し、東日本大震災の復興を支援する期間限定の店舗「出張カキ小屋 牡蠣(かき)奉行in太田」が10日、イオンモール太田西側駐車場(太田市石原町)に開店した。大型テント内で、炭火で焼いて食べる海鮮バーベキュースタイル。旬のカキを堪能する人でにぎわっている。12月28日まで。
宮城県石巻市や岩手県山田町をはじめとする東北産のカキを、一盛り(約1キロ、7個程度)1200円(平日正午~午後4時は千円)で販売する。アカエビやサザエ、ホタテなどの海産物も350円で提供。炭代が1卓300円かかる。つまみや生ビールも用意している。
かき小屋実行委員会(事務局・岡山市、岡本航平代表)が運営する。震災後、石巻市でボランティアをした岡本さんが、風評被害に苦しむ漁師らに出会ったことがきっかけで、2012年に地元岡山で出張カキ小屋を始めた。以降、支援の輪が全国に広がり、今季は太田を含む全国40会場で開く予定という。
岡本さんは「食べることが復興支援につながる。東北産のおいしいカキを味わってほしい」と呼び掛けている。

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