怖いだけじゃないぜ 県自然博物館、サメ展が開幕

茨城新聞
2017年10月8日

海の生態系の頂点に君臨し、どう猛なイメージを持つサメの実像に迫る企画展「サメ展-ミュージアムパーク・コレクション」が7日、坂東市大崎の県自然博物館で開幕した。迫力たっぷりの剥製43点を含め、サメに関する計179点を展示。多様なサメの生態を学ぶことができる。

同館によると、サメは世界に500種以上が生息。外洋や深海、氷に閉ざされた海域にも分布し、形や生態が千差万別という。

生態に関する展示では、歯が頻繁に生え替わることや、子どもが卵から生まれる場合もあれば、メスの体内で成長してから生まれる場合もあることなどを紹介している。

会場の広い範囲を占める剥製コーナーでは、同館所蔵を中心に、浅海から深海までの剥製が並ぶ。大きなサメは天井からつり下げられ、間近で全身や表情を見ることができる。

アクアワールド県大洗水族館の協力を得て、生きたサメの赤ちゃんも展示。両館でスタンプを集めると、サメの下敷きがもらえる企画も行っている。

会場入り口には芸術家の本間ますみさんによる「ペットボトルアート」が来場者を出迎え。ジンベエザメやウミガメ、多様な魚が暮らす海を表現した作品が見られる。頭部だけで4メートル近くに及ぶ巨大ザメ、カルカロドン・メガロドンの復元模型の前では、多くの家族連れが写真を撮るなどして楽しんでいた。

企画展でチーフを務めた同館資料課の土屋勝さんは「サメは映画で恐ろしいイメージがついてしまったが、企画展を通してサメの正しい知識を得たり本当の面白さを知ったりする機会にしてほしい」と話している。会期は来年1月28日まで。詳細は同館ホームページや(電)0297(38)2000

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