ヘレンド、優雅な世界 欧州の高級陶磁器企画展

茨城新聞
2017年9月24日

欧州の高級陶磁器として知られるヘレンドを紹介する企画展「ヘレンド展 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」(県陶芸美術館など主催、ハンガリー大使館後援)が23日、笠間市笠間の同美術館で始まった。会場には、ハンガリー国立博物館やブダペスト国立工芸美術館などが所蔵するヘレンドの名品約150点を展示し、約190年のヘレンド芸術の歴史と魅力を詳しく紹介している。会期は12月3日まで。

ヘレンドは1826年、ハンガリーの首都ブダペストから南西に約120キロに位置する小村ヘレンドの工房で磁器生産が開始され、世界的な陶磁器ブランドとしての地位を築いた。欧州各国の王侯貴族に愛され、ハンガリー芸術を代表する存在となっている。

展示は同美術館地階と2階の2会場を使い、代表的名品を多数そろえた。ヘレンドのディナーウエアによるテーブルセッティングの展示コーナーもあり、優雅な世界を堪能することもできる。

企画展について金子賢治館長は「ヘレンドの展覧会はいずれ実現したいと考えていた。これだけの素晴らしい作品を展示する機会はなかなかない。今回の展覧会は大きな誇りだ」と話し、多くの来場を呼び掛けた。

会期中は講演会「東西の器の出会い ヘレンド陶磁を中心に」(30日午後1時半~)やワークショップ(10月8日)、ギャラリートーク(10月14、28日、11月5日)なども行われる。月曜休館(10月9日開館、翌10日休館)。観覧料は一般820円、高校大学生620円、小中学生310円。問い合わせは同美術館(電)0296(70)0011

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