石の里 神秘的に 宇都宮・大谷でイベント

下野新聞
2017年8月15日

 大谷石製のオブジェを並べてキャンドルをともす第11回「大谷石夢あかり」祭(石あかり隊主催)が14日、宇都宮市大谷町の大谷公園と参道で開かれた。

 石の里・大谷地区の魅力を広く知ってもらうことなどが狙い。午後5時すぎ、来場者らが平和観音の周辺に並べられた約2200個のオブジェに点火を開始。30分ほどで小さな明かりが一面に広がり、夕闇の訪れとともに神秘的な雰囲気を醸し出した。

 会場ではフルートとマリンバなどによる演奏会や地元のお囃子(はやし)なども披露されたほか、大谷石窯ピザなどの売店も出店し、祭りを盛り上げた。

 オブジェに設置するキャンドル作りを行った同市城山西小5年の野崎安紗(のざきあさ)さん(10)と飛田海莉(とびたかいり)さん(11)は「思った以上にきれいですね」と喜んでいた。

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