人気のナシ「幸水」 出荷作業が始まる 筑西・関城地区

茨城新聞
2017年8月3日

人気の高いナシ「幸水」の出荷作業が、筑西市関城地区で始まった。JA北つくば関城梨共同選果場(同市上野)は2日早朝から、ナシを搬入する生産者や品質管理をする担当者らで活気に包まれた。

同選果場では同日午前8時から約50人が作業。担当者は一つ一つ手に取りながら、傷の有無や色などを目視でチェックした。さらに大きさと形を選別する機械に次々と送り込んで箱詰め作業を行った。出荷は同日だけで約700箱(1箱10キロ)以上。ピーク時は1日3500~4000箱に達する。主に東京や仙台の市場に送る。

同選果場の職員、渡部翔さん(25)は「今季は雨が少なく糖度が増した。小ぶりだが果肉は締まっていて、すごくおいしい」と評価した。ナシは収穫時期の早い「幸水」に続き、「豊水」「あきづき」「新高」の順で集荷。お盆のころ、出荷のピークを迎える。

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