《ディスカバーいばらき》 「筑波山頂」 100人で乾杯

茨城新聞
2017年7月23日

茨城の魅力を再発見する「ディスカバーいばらき」キャンペーン(茨城新聞社主催、キリンビール茨城支社特別協賛)の筑波山頂イベントが22日、筑波観光鉄道筑波山ケーブルカー「筑波山頂駅」周辺で開かれ、夫婦や友人など50組100人が、地元の味覚を味わいながら、関東平野を一望できる眺望を楽しんだ。

イベントは、同キャンペーンの第1弾として県内鉄道4路線で行われたイベント列車「ディスカバーいばらき号」の締めくくり。

100組を超える応募の中から抽選で選ばれた参加者らは、徒歩やケーブルカーで山頂駅に集合。特別ゲストの音楽家、マシコタツロウさん(常陸太田市出身)の音頭で乾杯した。

キリンビール「一番搾り取手づくり」などを片手に、つくば鶏の唐揚げや常陸牛コロッケなど地元食材を生かしたおつまみに箸を伸ばし、ビールを注ぐカップはあっという間に空になった。マシコさんはミニライブとトークショーで会場を沸かせた。

参加者のうち、東京都の池田和康さん(39)は「空気が涼しく、ビールを飲みながら気持ち良かった」と笑顔。ケーブルカーで登ったのは初めてというかすみがうら市の山本伸太郎さん(40)は「茨城にもこういういいものがあるんだともっとPRした方がいい」と話した。日立市の中山麻理子さん(52)とひたちなか市の砂押義則さん(54)は登頂後イベントに参加。「よくよく汗をかいた。生ビール3、4杯は飲んだ」とすがすがしい表情だった。

同キャンペーンは、県民投票に基づき未来に伝え残したい“茨城の宝”を選定した茨城新聞創刊125周年記念事業「いばらきセレクション125」を発展させる形で実施している。

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