八ツ場 道の駅カード人気 ダムや地元理解に期待

上毛新聞
2015年9月29日

八ツ場ダム(長野原町)建設に伴う地域振興施設の一つ、道の駅八ツ場ふるさと館(同町林)のカードが人気を集めている。公的機関が発行し、収集家もいる「ダムカード」に似ており、八ツ場ダムや道の駅の特徴を紹介。1年半で1万6千枚余りを配り、刷新も予定する。国も8月から見学者に別のカードを渡しており、カードにより現地を訪れる人が増え、ダムや地元への理解が深まることが期待されている。

ダムカードは名刺大で、写真や型式、高さ、貯水量などが記されている。ダムに興味を深めてもらおうと、国などが2007年に始め、規定通りに作られた「公式版」は4月時点で全国に418枚あり、うち県内は23枚。
種類の多さや現地を訪れると、もらえる点がダムの愛好家らの心をくすぐり、収集家もいる。この人気に注目したふるさと館は、建設される八ツ場ダムをより多くの人に知ってもらおうと、昨年4月から独自のカードを用意。ことし4月から「バージョン2」に切り替えた。
表には建設地の写真などを載せ、裏ではダムの高さ(約116メートル)や総貯水量(1億750万立方メートル)を説明。表記の仕方や大きさなどは公式のダムカードと同じで、国土交通省八ツ場ダム工事事務所が監修しており、いわば“準公式”だ。
ふるさと館の食堂で「ダムカレー」を食べたり、決まったお土産を買うなどするともらえる。八ツ場ダム事業が完成するとされる19年度までに数回刷新される見通しで、篠原茂社長は「カードを通じてダムや地元のことをもっと知ってほしい」と話す。
同事務所が8月から、ダム工事の現場見学者に手渡しているカードには工事の進捗(しんちょく)状況やこだわりの技術が記載されている。すでに愛好家から問い合わせも来ており、同事務所は「数に限りがあり、渡せない場合もある」としている。

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