巨大な滝、360度表現 日本画家、松本哲男氏の回顧展

茨城新聞
2017年7月13日

日本画家、松本哲男氏(1943~2012年)の没後初の回顧展「360度の世界 松本哲男展」が15日から、北茨城市大津町の県天心記念五浦美術館で開幕する。世界的な二つの滝をそれぞれ横12メートルという壮大なスケールで表現した大作をはじめとする代表作が初めて一堂に集まる。日本画38点と素描6点の計44点。8月27日まで。

国内外の雄大な自然や遺跡が題材。ビクトリア(ジンバブエ)やイグアス(ブラジル)など「世界三大瀑布(ばくふ)」とグランド・キャニオン(米国)を巨大な画面で表現している。4作品は来場者を囲むように一つの部屋で展示する。

那須の風景など初期作品から、アジアの風景、日本の古里、エジプトなど古代文明の遺跡を描いた晩年の作品まで一挙に紹介。足元から頭の先まで、自分を取り囲む大自然の全てを描こうとした画業を振り返る。

松本氏は日本美術院展覧会を中心に活躍。同館が日本美術院にゆかりがあることから回顧展が実現した。スケール感だけでなく、細かく丁寧な描写も見どころ。同館の菊池章館長は「親子一緒に楽しめる。涼しい滝に打たれるようなイメージで見てもらえれば」と話している。

初日の15日午前10時からは、小中学生を対象とした無料のアートツアーを行う。会期中はギャラリートークも開催。作品には子ども向けの解説が添えてある。 

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