バレエと音楽で青春描く 劇団四季ミュージカル アンデルセン 22日に県総合文化センター

下野新聞
2017年7月10日

 劇団四季のミュージカル「アンデルセン」宇都宮公演(下野新聞社、とちぎ未来づくり財団主催)が22日午後6時から、県総合文化センターで行われる。8年ぶりの全国公演の一環。「みにくいアヒルの子」などで知られる世界的な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの青春を美しい音楽と流麗なバレエで描き、生きることの素晴らしさを語り掛ける。

 1830年代のデンマーク。自作の物語を子供たちに語るのが好きだった靴屋のハンスは、夫のいるプリマバレリーナのドーロに一目ぼれをする。思いを託し、バレエ「人魚姫」を彼女にささげるが、その恋はかなわないことを悟る-。

 「わたしの青春はまるで、美しい童話そのものです」-。そう回想したハンスの青春時代に温かいまなざしを注ぎながら、痛みと挫折、そしてその先にある確かな希望の光を描き出す。

 1974年にロンドンで初演されたストーリーを基に、四季が振り付けや舞台美術、衣装などでオリジナルの演出を加えた。優雅なバレエシーンが数多く登場するのが特徴で、体の動き一つ一つで物語が表現されていく。バレエとは対照的な、力感あふれるジャズダンスも融合する。

 6月末、報道陣向けに公開された舞台稽古では、出演者たちが本番さながらの演技を見せた。ハンスを演じる鈴木涼太(すずきりょうた)は「心が触れ合う美しさ、苦悩しながらも生きることの大切さを伝えたい」と話す。

 ドーロ役は、国内外で数々のバレエ公演に出演している小川美緒(おがわみお)。2009年にもドーロを演じているが「未熟だった当時に比べ、自分の中から気持ちがあふれ、体で表現できている。一緒に楽しみ、共感してもらえたら」と話した。

 チケットはS席8640円、A席6480円、B席5400円、C席3240円。(問)下野新聞社教育文化事業部028・625・1134。

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