スジグロボタル確認 ひたちなかで初

茨城新聞
2017年7月4日

ホタルの一種であるスジグロボタルがひたちなか市内で確認された。県自然博物館によると、同市で見つかったのは初めて。市内を中心に環境保全活動に取り組む市民団体「新川水系環境ネットワーク」が6月中旬に発見した。

ヘイケやゲンジといった代表的なホタルに比べて、スジグロは注目されにくい。同館によると、県内でスジグロが生息しているのは水戸市など数カ所という。

同ネットワークによると、6月12日午後に同市高野の水田の用水路で、葉っぱの上などに乗ったスジグロが20~30匹見つかった。

同ネットワークの砂押一成副代表は「今までいなかったとされる生き物が見つかり、この土地の自然の価値が改めて確認された。より保全活動に努めたい」と話す。 

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