メロンおいしいな♪ 鉾田 学校給食で提供開始

茨城新聞
2017年6月7日

「鉾田市メロンの日」の6日、同市内にある幼稚園と小中学校の学校給食でメロンの提供が始まった。同日は旭地区にある6園・校で提供され、子どもたちはみずみずしいメロンを口いっぱいにほお張った。

地域の特産品に誇りを持ち、同市の基幹産業の農業に対する理解を深めてもらうのが狙い。メロンは地元のJA茨城旭村とJAほこたが食育の一環として計約540玉を提供する。

メロンの日は、同市内で昨年開かれた「全国メロンサミットinほこた」で「毎月6日」と決まった。産地ごとのメロンの日も決まり、同市は収穫が最盛期を迎える6月6日とした。

同市樅山の市立旭南小(酒井文孝校長、児童131人)では、大玉(3L)のアンデスメロンが提供され、児童らが完熟メロンを口にして「おいしい」「甘い」と笑顔。同小5年、繁藤優菜さん(10)は「祖母がメロンを作っているので、いつも手伝っている。給食で食べられてうれしい」と話した。

市産業経済課は「地域の子どもたちに食べてもらうことで、地元の農産物を誇りに思ってもらえれば」などとしている。

市によると、30日にかけ、市内計24小中学校・幼稚園で、計約3600人に提供される予定。 

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