まずまずの出来 メロン目ぞろえ会 JA常総ひかり 

茨城新聞
2017年6月6日

メロンの本格的な出荷シーズンを前に、JA常総ひかりの八千代地区メロン部会(藤木正司部会長・会員48人)は、八千代町若の同支店で「八千代メロン」の目ぞろえ会を開いた。

目ぞろえ会では、形や糖度、ネットの張り具合で「秀」「優」「良」「無」などに選別する規格を再確認。JA担当者や市場関係者がメロンを手に取りながら、等級の目安を具体的に説明した。今年は定植期に干ばつの影響で生育が遅れたものの、その後天候が回復し、まずまずの出来だという。6月上旬から中旬にかけ、出荷のピークを迎える。

県やJAによると、同町のメロン生産量は鉾田市に次いで県内第2位。12万5千ケースのネット系のタカミメロンを主力に、タカミレッド、クインシー、ノーネット系のプリンス、キンショー、ホームランの春メロン合計20万5千ケースの出荷を見込む。

藤木部会長は「6月になると大玉になる。昼夜の気温差で糖度も上がる。銘柄産地としての信頼を高めていきたい」と話した。

今月中旬には下妻市内の量販店や八千代直売所でメロン祭りを開催する。

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