真壁の町並み視察 伝統的建造物保存協議会、歴史の町再認識

茨城新聞
2017年5月26日

桜川市で開催中の全国伝統的建造物群保存地区協議会は25日、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)である同市真壁町を視察した。参加者たちは、江戸末期から昭和前期にかけて、さまざまな時代の建物が立ち並ぶ真壁地区の歴史的な町並みを見て回った。

視察は班ごとに分かれ、住民ボランティアガイドが先導。重伝建周辺の登録文化財などを見学した。約400年前と道幅も変わらない町割りが特徴の同地区。参加者たちは確かめるように町を歩き、住民らの話に熱心に聞き入った。

住民から同市特産のこだますいかなどが振る舞われたほか、視察後に意見交換会が開かれた。

秋田県仙北市から参加した河原田次朗さん(63)は「10年前、重伝建に選ばれる前に真壁に来たが、見違えた。町並みを生かして地域が活性化していくための課題などを話し合いたい」と話した。

視察には県立真壁高の生徒26人も参加。同高2年、谷裕貴さん(16)は「真壁が歴史ある町だということを再認識した」。重伝建内に自宅がある同高2年、山中藍璃さん(16)は「将来地域を支えていかなければならない気持ちが高まった」と話した。

同協議会は26日閉会する。 

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