伝統和菓子に刻印 北茨城「御船祭」の国指定記念

茨城新聞
2017年4月27日

北茨城市大津町に伝わる5年に1度の大祭「常陸大津の御船祭」の国重要無形民俗文化財指定を受け、5月2、3日に同祭が臨時開催されることで、同市内の菓子店2店が伝統の和菓子に記念の刻印を押して販売する。これまで御船祭に特化した商品はなく、両店は「国指定の記念で、地元の伝統の祭りを少しでも盛り上げるお手伝いになれば」と話している。

「常陸大津の御船祭」の刻印を付けたのは、平潟町内の菓子工房「てんごころ」の「伴七百年金鍔(きんつば)」と、風月堂菓子舗の「どら焼き」。オリジナルパッケージも開発し、御船祭で木造船を陸上でえい航する写真をセピア色で表現。中央に「国指定重要無形民俗文化財 常陸大津の御船祭」と入れた。

2種類ともそれぞれの店を代表する和菓子で、伴七百年金鍔は北海道の小豆を使い、甘さ控えめの上品な味。どら焼きは奥久慈卵を使った手作りのしっとりした味が楽しめる。

てんごころの武子能久代表は「記念のお菓子で祭りを盛り上げ、観光客に楽しんでもらいたい」と語り、風月堂菓子舗の小野聡さんは「東日本大震災で大津から平潟に移転した。復興の姿を見てもらえれば」と話す。

御船祭は本来、2019年開催予定だが、今年3月に国の指定を受けての臨時開催となった。北茨城市観光協会の瓦葺栄事務局長は「御船祭のPRに協力してもらいありがたい。手作りの和菓子が祭りや地域を盛り上げ、さらに2年後の誘客につながれば」と期待を寄せる。

伴七百年金鍔は8個入り1100円(税込み)で予約販売し、5月3日だけ会場でも販売。てんごころ(電)0293(46)8730(午前9時~午後6時)。どら焼きは8個入り1000円(税込み)で既に販売中。風月堂菓子舗(電)0293(46)0612(午前8時半~午後6時半)。

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