将棋名人VS最強ソフト 東照宮で最後の電王戦 来月1日に第1局

下野新聞
2017年3月27日

 将棋の名人とコンピューターが初対決-。プロ棋士とソフトが戦う第2期電王戦2番勝負は4月1日、日光市の日光東照宮で開幕する。

 今年限りとなる電王戦は、最も伝統あるタイトルを持つ佐藤天彦(さとう・あまひこ)名人(29)と最強の呼び声が高いPO(ポ)NA(ナ)N(ン)ZA(ザ)が対戦。ついに実現した“頂上決戦”に注目が集まる。

 タイトル保持者とソフトの対局は、2007年に渡辺明(わたなべ・あきら)竜王が勝利して以来。12年に始まった電王戦にタイトル保持者が出るのは初となる。

 ソフトの進化はめざましく、名人といえども苦戦は免れないだろう。囲碁では23日に、6冠を持つ井山裕太(いやま・ゆうた)碁聖がAI(人工知能)に敗れ、話題を呼んだ。

 佐藤名人は昨年の名人戦で、第一人者の羽生善治(はぶ・よしはる)3冠から名人位を奪取、初タイトルを獲得した。居飛車党の本格派で、最近は勢いだけでなく、安定感も増している。

 PONANZAは弱点がほとんどないといわれる。電王戦ではプロ棋士に負けなしの5連勝中。昨年の大会では、実力者の山崎隆之(やまさき・たかゆき)八段を相手に人間にはない感覚の好手を連発し、快勝した。

 佐藤名人は「厳しい戦いになるが、期待に応えられるよう頑張りたい」と話す。PONANZA開発者の山本一成(やまもと・いっせい)さんは「ソフトは強くなった。名人と戦う舞台をいただき感謝する」と述べた。

 大会は1日制で、午前10時対局開始。持ち時間は各5時間。第2局は5月20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われる。

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