常磐線 水戸-いわき開業120年

茨城新聞
2017年2月25日

JR常磐線の水戸-いわき間が25日、開業120周年を迎える。これを記念し、JR水戸支社は同日から、記念入場券やキーホルダーなどのグッズを販売、記念イベントを開いて盛り上げを図る。水戸市の偕楽園を中心に開かれている「水戸の梅まつり」期間と重なることから、人気アニメ「刀剣乱舞-花丸-」と連携したスタンプラリーと併せ、来県者増加に向け各種イベントで相乗効果を狙う。

常磐線は1889年、現在の水戸線に当たる小山(栃木県小山市)-水戸間が開業。95年に土浦-友部間、96年に田端(東京都北区)-土浦間がそれぞれ完成した。水戸-平(現いわき)間は97年2月25日に開通し、常磐炭田の石炭輸送の大動脈として明治から戦後の産業を支えた。平駅は2006年12月、いわき駅に改称した。

「常磐線水戸駅~いわき駅 開業120周年記念入場券」は限定2千セット販売。水戸-いわき間の計15駅の大人用入場券(140円)15枚をセットにし、開業当時をイメージした「復刻版乗車券」を付けた。復刻版乗車券は使用できないが、開業日の「25・2・30(明治30年2月25日)」、列車の等級「中等」などと刻印してある。台紙は常磐線のイメージカラーの青を基調に、表紙はSLや歴代の特急をデザイン。1セット2100円で、水戸、日立、いわき各駅で販売する。

グッズは、キーホルダー(税込み486円)とカードホルダー(同648円)を各300個限定で発売。福島県小名浜名物の押しずし「さんまおから漬寿司(ずし)」(同880円)や、吉久保酒造(水戸市)が明治初期まで扱っていた銘柄「甕乃月(みかのつき) 本醸造」(720ミリ、同1200円)もラベルを復刻し販売する。

記念イベントは25日、水戸駅改札前コンコースで開催。常磐線の歴史を写真や映像で紹介し、制服着用体験や記念撮影パネルなど子ども向けコーナーも設ける。いわき駅でも同日、記念イベントが行われる。

JR水戸支社は、13日から3月24日まで、常磐線で「ラッピング特急列車」を運行。一部の特急に120周年記念のマークを付ける。

水戸の梅まつりに合わせ、同支社は18日から、実在の名刀を擬人化した人気ゲームが原作のアニメ「刀剣乱舞」のスタンプラリーを実施。水戸市内の名所や常磐線の駅にキャラクター計10人のスタンプを設置して回遊を促す。描き下ろしポストカード入りの駅弁(同1350円)も発売している。

同支社は「親子で楽しめる多彩なメニューを用意した。列車で茨城を訪れて」としている。

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