聖徳太子像を御開帳 水戸・善重寺

茨城新聞
2017年2月23日
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水戸市酒門町の善重寺(藤本貫大住職)で22日、国重要文化財の聖徳太子立像が御開帳された。聖徳太子の命日とされる同日に合わせ、年1回行われる。訪れた地域住民ら約40人が神妙な面持ちで立像に向かって手を合わせた。

立像は鎌倉時代に造られ、1678年に徳川光圀が同寺に寄進したとされる。高さ約1・3メートルの木造で、左手に柄香炉(えごうろ)、右手に笏(しゃく)を持つ姿は、父親の用明天皇の病の回復を祈った姿といわれている。同寺は「高い技術で彫刻され、国内でも特に優れた太子像の一つ」とする。

読経の後、藤本住職は立像について「眺める角度によって表情が変わる。厳しさと優しさ両面を合わせ持つ仏教の教えを表現している」などと解説。市内から家族と訪れた長谷部奈緒美さん(44)は「とても繊細に造られており、まるで生きているように見えた」と見とれていた。

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