《旬のいちおし》ひたちなか・バインベリー つる付き完熟の実

茨城新聞
2017年2月15日

イチゴの出荷シーズン。「甘みの中に程よい酸味があり、果肉はしっかりとした食感。今が一番おいしい」と話すのは、ひたちなか市高場の藤村忠明さん(54)。12アールの敷地内に設置したビニールハウスで、朝早くから収穫作業に打ち込む。

栽培するのは、ひたちなか市特産のつる付きイチゴ「バインベリー」。品種は「とちおとめ」で、つるを2センチ残し、完熟した果実を一粒ずつハサミで収穫する。

完熟のため、収穫から出荷まで実を傷めないよう注意を払う。朝収穫したイチゴは夕方には出荷。「つる付きで出荷すると、比較的日持ちがしやすい」という。

土を覆うマルチシートは白色を使う。地温の上昇を防ぐとともに太陽の光が反射することで、「実の色づきが良くなり、真っ赤になる」と話す。

液状の肥料は天候や気温に合わせ、成分の比率や与える回数を調整する。年によって条件が変化するため、「栽培は毎年1年生。新しい気持ちで取り組む」。

出荷は4月末まで続く。「今年は味、色づき、大きさとも良く、最高の出来。多くの人に食べてほしい」とほほ笑む。

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