稀勢の里、勇姿披露 18日凱旋パレード、ルート決定

茨城新聞
2017年2月2日

大相撲の第72代横綱へ昇進した稀勢の里関が、実家がある牛久市へ18日凱旋(がいせん)する際のパレードや祝賀会の詳細が明らかになった。稀勢の里関はJR牛久駅東口を起点に市中心部の約1キロの区間を約1時間かけてゆっくりパレードし、その後の祝賀会に出席する。沿道では横綱の勇姿を目にすることができそうだ。市は5万人以上の人出を見込む。

市と郷土後援会が主催する。市によると、祝賀パレードは午後1時スタート。「牛久駅東口交差点」を起点に、けやき通りを630メートル進む。「下柏田交差点」の手前で市道に折れ、市役所前の通りへ抜ける。その後右折して市役所まで200メートル進む。市道約320メートルは住民の生活道路のため、通過のみとし、観覧はできない。

パレードには稀勢の里関ほか両親、後援会長らが参加する予定で、県警の白バイの先導を受けオープンカー2台で市街地を進む。

パレード区間は午前11時~午後2時に交通規制が行われる。市は昨年の大相撲初場所で優勝した琴奨菊関の優勝パレードを参考に、5万~6万人か、それ以上の人出も想定しているが、「数については見当がつかない」(同市)という。

また同日午後2時半~4時半、牛久市中央3丁目のシャトーカミヤで祝賀会が開かれる。定員は約千人のため、参加できるのは後援会員と後援会に入会する牛久市民のみ。

祝賀会の申し込みは8~10日の3日間、同市保健センターで行う。先着順で定員に達し次第受け付けを終了する。参加費は8千円(後援会費3千円を含む)。小中学生は半額で、小学生未満は無料。

18日は市から稀勢の里関に市民栄誉賞が授与される。表彰状と記念章、報奨金20万円が贈られる予定。 

地図を開く 近くのニュース