足利市、観光客25年ぶり400万人超 フラワーパークが寄与

下野新聞
2017年1月18日

 【足利】市内の2016年の観光客入り込み数は前年比約16万8千人増の411万4千人だったことが16日までの市観光振興課のまとめで分かった。5年連続の増加で、400万人を突破したのは25年ぶり。あしかがフラワーパークの来場者が増えていることなどが要因とみられ、同課の担当者は「近年は鑁阿寺(ばんなじ)の国宝指定などもあり、良い流れが続いている。東京五輪や市制100周年に向けて勢いを増していきたい」と話している。

 入り込み数は1~12月に市内の各観光施設やイベントなどに来場・参加した延べ人数を合計し算出した。

 あしかがフラワーパークは大フジやイルミネーションが人気でアジアなどから外国人観光客も多く訪れており、昨年は前年を約20万人上回る151万4千人が来場した。夜景鑑賞士が全国の優れた夜景を選ぶ「イルミネーションアワード」で初の単独1位になったことでも注目を集めた。

 入り込み数は市内で撮影されたNHKの大河ドラマ「太平記」が放映された1991年、統計が残る過去28年間で最高の481万7600人を記録した。しかし翌年以降は200万人台をほぼ横ばいで推移。同パーク、史跡足利学校、栗田美術館を「日本一の足利三名所」と銘打って市と民間が一体となってPRを始めた2001年からは少しずつ増加していた。

 東日本大震災が起きた11年の観光客数はやや落ち込んだが、その後鑁阿寺の国宝指定や同学校の日本遺産認定などが相次ぎ再び増加傾向に。同課によると、近年は関東平野などの眺望を求めてやって来るハイキング客も増えているという。

 同課は「今後、若い人がもっとまちなかを歩いてくれるような魅力あるまちづくりに励みたい」としている。

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