勇壮に「武射祭」 上昇機運、矢に願い 日光二荒山神社

下野新聞
2017年1月5日

 日光市中宮祠の日光二荒山神社中宮祠で4日、室町時代から続く伝統の新春行事「武射祭(むしゃさい)」が行われ、神職や弓道家が勇壮に矢を放って一年間の無事を祈った。

 この日は氏子ら約50人が参列。神事の後、境内の上神橋(かみしんきょう)へ移動し吉田健彦(よしだたけひこ)宮司ら神職4人や県弓道連盟などの16人が中禅寺湖方面に次々と矢を放った。雪を伴った強い風にも負けず、「ヤー」という勇ましい掛け声を響かせた。

 矢を拾うと福が来るとされ、詰め掛けた見物客たちは競うように矢を探していた。高校受験を控える茨城県ひたちなか市武田、中学3年冨永(とみなが)ひすいさん(14)は「矢を拾えてうれしい。受験で自分の実力を出し切れますように」と願った。

 同神社の金子宗生(かねこむねお)中宮祠部長(60)は「今年のえとは酉(とり)だけに、皆さんが飛躍し上昇機運に乗る年となってほしい」と話していた。

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