ひょっとこ、子孫繁栄願う 阿見、見物客「奇祭にびっくり!」

茨城新聞
2016年11月28日

木や大根でかたどった男根や女性器を用い、子授かりと豊作を祈願する奇祭「福田の馬鹿祭り」が27日、阿見町福田地区で行われた。祭りは江戸時代、村に疫病が流行し大勢の死者が出たことから、復興を願って始まったとされる。旧暦の11月15日から16日にかけて行われてきた。

同日夕、木製の男根を手にした着物姿のひょっとことおかめらの行列が、太鼓に合わせて集落を練り歩き、大根で作った男根や女陰を菰(こも)に包んで祭りの来年の当家へ送り届けた。道中、子孫繁栄を願い、手に持った木製の男根で道ばたにいる女性の体に触れていた。

祭りで使われた大根を食べると子宝に恵まれるとの言い伝えもあり、区長の木村袈裟生さん(70)は「26日も大根を求めて夫婦とその母親が集落に来た」と話す。

町観光協会が企画した見学会で、東京都の会社員、須佐美麻結さん(34)は「奇抜でびっくりした。地元の方に話を聞けるのも貴重だった」と話していた。

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