土浦でフェス 北本トマトカレー、グランプリに輝く

茨城新聞
2016年11月21日

「カレーのまち土浦」を広くPRするカレーとB級グルメの祭典「土浦カレーフェスティバル」が19、20の両日、土浦市川口2丁目の川口運動公園陸上競技場で開かれ、両日合わせて約4万人(主催者発表)の来場者が計77店舗の食べ歩きを楽しんだ。

来場者の投票で今年のカレーナンバーワンを決めるC-1グランプリは、北本トマトカレーの会(埼玉県北本市)の「北本トマトカレー」が主菜部門(=カレーライスなど主食の部)でグランプリに輝いた。

土浦市は日本の国民食といわれるカレーに注目して町おこしに取り組んでおり、フェスは13回目。C-1グランプリには、つちうらカリー物語認定店と県外からの参加店が主菜部門に24品、創作部門に17品、麺部門に6品を出品した。

来場者はそれぞれ味や風味、盛り付けなどを評価して投票。創作部門は鳥○(とりまる)(土浦市)の「土浦唐揚げ」、麺部門は火門(かもん)拉麺(らーめん)(同)の「カレーヌードル」が、それぞれグランプリを獲得した。

4度目の参加で初めて主菜部門グランプリに輝いた、北本トマトカレーの会の事務局代表、時田隆佑さん(36)は「地元の励みになる。これをきっかけに、茨城の人たちが北本市に来てくれるとうれしい」と喜びを話した。

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