烏山山あげと鹿沼屋台、ユネスコ無形文化遺産ほぼ確実 18府県の祭りを一括勧告

下野新聞
2016年11月1日
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 文化庁に31日に入った連絡によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関は「烏山の山あげ行事」(那須烏山市)、「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」(鹿沼市)など18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」を無形文化遺産に登録するよう勧告した。

 ユネスコが11月28日からエチオピアで開く政府間委員会で審査するが、勧告は尊重されるのが通例で、登録はほぼ確実になった。

 33件にはそれぞれ保存団体があるが、ほかの地域には過疎や高齢化で継承が難しくなっている祭りもある。登録を機に意義が見直され、新たな担い手が生まれることが期待される。

 登録対象の行事は、地域の安泰や豊作などを願って住民が執り行う。木工や金工、漆塗り、染織といった伝統技術で飾った山車を引いて練り歩くのが特徴。多くは江戸時代が起源で、33件とも国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 ■「烏山の山あげ行事」

 毎年7月下旬に行われる450年以上の歴史を持つ国指定重要無形民俗文化財「山あげ祭」の祭事。祭りは六つの当番町が輪番制で行う。高さ10メートルを超える大山などを立ち上げ、舞台上で常磐津の三味線や浄瑠璃に合わせて「将門」などの芸題を演じる野外歌舞伎舞踊を披露する。

 ■「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」

 今宮神社の例祭を中心とし、氏子34カ町のうち彫刻屋台を持つ27カ町から例年、江戸時代に造られたものを含む20数台の彫刻屋台が奉納される。

 見どころは10月第2土曜日の彫刻屋台の繰り込み、繰り出しで、軽快な奉納囃子(はやし)に乗って行われる。始まりは1608(慶長13)年。2003年に国指定重要無形文化財指定。

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