有志100人が資料持参 風見章子さんしのぶ展覧会 28日から

上毛新聞
2016年10月25日

先月95歳で亡くなった富岡市出身の女優、風見章子さんをしのぶ展覧会が28日、安中市松井田町行田の妙義山麓美術館(稲川庫太郎館長)で始まる。出演作の写真パネルや自筆のはがき絵などを展示する。交流のあった県内外の約100人が実行委員会を結成し、さまざまな資料や風見さんにささげる作品を持ち寄る。11月7日まで。

稲川館長(73)ら実行委が展示品を話し合いで決めるなど準備を進めている。風見さんの自宅近くに毎年咲き、よく描いていたというアザミのはがき絵を展示し、展覧会開催日を月命日の28日にすることを決めた。
幼い頃から付き合いのある橋詰和子さん(90)=富岡市田篠=は、風見さんを“近所のお姉さん”として慕った。「毎年出ていた祭りに姿がなく、本当に寂しかった。有名になっても気取らず、地元を大切にする大衆的な人だった。活躍を多くの人に知ってほしい」と話す。
稲川館長が代表を務める日本はがき芸術作家文化会では、風見さんが毎年の作品展に賞を設け、受賞者に自作の作品を贈っていた。「風見さんはすべての作品に日付を入れていた。いつか自分を振り返ってもらえたらという思いがあったからだった」と稲川館長は明かす。
風見さんをしのぶ手紙も多数寄せられており、展示するかどうか検討している。
会期中は入場無料で、火・水曜が休館。問い合わせは同美術館(027・393・5500)へ。

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