白衣大観音 80年の感謝 高崎で記念法要

上毛新聞
2016年10月22日
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ㅤ白衣大観音の開眼供養が行われてから丸80年の節目を迎えた20日、観音像のある高崎市石原町の慈眼院(橋爪良真住職)で記念法要式典が開かれた。関係者約120人が建立80周年を祝うとともに、人々を見守り続けてきた観音像に感謝を込めてお参りした。

ㅤ式典では、ソプラノ歌手の永井美加さん(同市出身)が、観音像が完成したのと同じ1936年に生まれた歌曲「椰子の実」と「落葉松」を奉納歌として歌い上げた。
ㅤ橋爪住職はあいさつで「井上保三郎翁がさまざまな願いを 込めて建立して以来、観音様は80年間、休むことなく立ち続け、私たちを見守ってくださっている。高崎、群馬は日本に誇る地域だと思う」と観音像の存在の大きさを強調。「保三郎翁の思いを受け継ぎ、観音様の 美しいお姿を末永く後世に伝えていきたい」と述べ、支援を呼び掛けた。
ㅤ続いて、読経や参列者による焼香が行われた。
式典後は永井さんが再び登場して記念コンサートを行い、つややかな歌声で観音像の節目に花を添えた。
ㅤ観音像は旧井上工業の初代社長、故井上保三郎によって建立され、36年10月20日に開眼供養が行われた。高崎15連隊の戦没者を供養するとともに、混迷する社会に観世音菩薩の慈悲の光を届けたいとの願いが込められていたという。

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