5団体、吹奏楽パレード ひたち海浜公園

茨城新聞
2016年10月17日

マーチングバンド全国大会11年連続金賞、編成別最優秀賞9回の東京都中央区立日本橋中を迎え、県立大洗高校など計5団体が出演する「吹奏楽カーニバル」(国営ひたち海浜公園主催)が16日、ひたちなか市馬渡の同公園「水のステージ」などで開かれ、多くの来園者を楽しませた。

同カーニバルには、県内からマーチングの名門大洗高校、今年からマーチングに取り組んでいる県立佐和高校、関東大会銀賞のひたちなか市立大島中、全国大会3年連続金賞の水戸市立石川小の4校が出演した。

大洗高校が「みはらし広場」からメインステージの「水の広場」まで単独でパレードしてオープニング。日本橋中を含む計5団体が午前、午後の2回ずつ、今年のヒット曲やディズニーメドレーなどでドリルを披露し、吹奏楽とマーチングの楽しさを伝えた。

午前と午後のステージの合間には5団体約350人が大洗高校を先頭に、大草原を起点に園内約1キロをパレードした。

ドリル演奏などが行なわれた野外ステージ「水の広場」には半円形の階段に家族連れなど来園者が陣取った。翼のゲート下の通路部分にもコキアを見に来た県内外の来園者が立ち見で人垣をつくっていた。

全国大会小学の部で3年連続金賞の石川小は、3年生から6年生まで36人という小編成ながら、力強く「インビンシブルショー」など5曲、日本橋中は関東大会のマーチング曲など6曲を披露した。 (萩庭健司)

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