「王の儀式」市民が再現 かみつけの里古墳祭り 高崎

上毛新聞
2016年10月19日

第7回かみつけの里古墳祭りが16日、高崎市井出町の上毛野はにわの里公園で開かれた。考古学の研究を基にしたオリジナルの再現劇「王の儀式」が上演され、古代衣装をまとった市民が熱演した=写真。
劇は約1500年前の古墳時代が舞台。歴史的背景や人物それぞれの役割、髪形や装飾品などを説明した後、王や渡来人、武人などに扮(ふん)した約20人が、農耕儀礼や郷土をたたえる「国褒めの儀」などを再現した。
厳かな雰囲気で豊作や平和を祈る儀式が繰り広げられ、集まった多くの来場者が劇を通じて古代に思いをはせていた。高崎上郊小の児童有志約30人も村人役で出演した。

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