1000万本、コスモス祭り始まる 益子

下野新聞
2016年10月15日

 【益子】「コスモス祭り」が14日、生田目で始まり、13ヘクタールの広大な敷地で約1千万本のピンクやオレンジの花々が秋の田園を彩っている。町や地元農家らで構成する実行委員会によると、現在五、六分咲きで、週明けには満開となる見通し。祭りは23日まで。

 同祭りは同所の休耕田を利用。毎年少しずつ場所を変えながら行われ、今年で8回目を迎えた。今回の会場は小貝川左岸、益子駅から南に約2キロ付近。コスモス畑が一望できる展望台が設置され、地元農産物や手芸品、軽食の販売も行われている。

 真岡市石島から訪れた主婦高橋史子(たかはしふみこ)さん(43)は、「コスモス畑の広さに驚いた。色とりどりの花を見られて良かった」と笑顔。実行委員長の生田目、農業高松正(たかまつただし)さん(65)は「摘み取りも自由なので見て、摘んで、益子の秋を満喫してほしい」と来場を呼び掛けている。

 (問)町生涯学習課0285・72・3101。

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