朔太郎の墓前で音楽祭成功祈る 生誕130年、実行委員ら

上毛新聞
2016年10月15日

ㅤ前橋市千代田町の前橋テルサで16日に開かれる「萩原朔太郎生誕130周年~マンドリンのまち前橋~朔太郎音楽祭2016」の成功を祈願するため、実行委員会の今井健介委員長はじめ役員ら10人が12日、朔太郎の墓のある前橋市田口町の政淳寺を訪れ、墓前で手を合わせた。
ㅤ音楽祭は2部構成で、1部では前橋高と前橋女子高のギター・マンドリン部が「オペラ座の怪人」「栄光の架橋」といった曲を演奏。萩原朔美前橋文学館長と市立前橋高演劇部による「詩と音楽」をテーマにしたトークイベントも行われる。
ㅤ2部は群馬マンドリン楽団、前橋マンドリン楽団、ラバース・マンドリンクラブが合同で、この音楽祭のために朔太郎の詩に曲を付けた「こころ」や「風に祈る~鎮魂 そして復興への願いを込めて」などを披露する。1部、2部とも日本を代表するマンドリン奏者、青山忠さん(東京)が指揮者を務める。
ㅤ午後2時から。入場無料。問い合わせは事務局(☎027・235・8011)へ。

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