チンパンジー仲間入り 7頭目、メス「イチゴ」 日立・かみね動物園

茨城新聞
2016年10月8日

日立市かみね動物園(同市宮田町)にメスのチンパンジー「イチゴ」(8歳)が仲間入りし、同園のチンパンジーはオス3頭、メス4頭の計7頭となった。現在、一般公開へ向け日々トレーニング中で、サブパドック(予備ケージ)での観覧のみ可能となっている。

イチゴは3日、いしかわ動物園(石川県能美市)から来園。「人懐っこく、おとなしい性格」で、健康状態は良好。チンパンジーは8歳から11歳くらいまでが思春期で、これまで2度の繁殖に成功している同園では赤ちゃんの誕生を期待している。

チンパンジーは西アフリカに生息する霊長目・ヒト科の哺乳類で、食事は果物や野菜を中心にバランスの取れた食生活を実践。陽気で好奇心旺盛な性格から、来園者に物を投げつけ、人の反応を面白がることがあるという。同園では「うまく群れと合流できるか様子を見ている状態。早く群れになじみ、さらなる群れづくりに貢献してほしい」と願っている。

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