開館20周年 県立自然史博物館

上毛新聞
2016年10月7日

ㅤ県立自然史博物館は30日、開館20周年記念式典を開き、関係者約100人が20年の歩みを振り返った。式典の後、関係者は1日開幕の記念展「超肉食恐竜 T-rex―エピソードⅡ」を内覧した。
ㅤ式典で長谷川善和名誉館長は「20年前は空だった資料室が標本や資料であふれている。今後も未来に伝える博物館として一層努力していきたい」とあいさつ。続いて、高校生学芸員の伊勢崎興陽高2年、倉金遥子さんが「毎月のように博物館を訪れ、家族のように一緒に成長してきた。今後も関わっていきたい」と述べた。
ㅤ記念展は「エピソードⅠ」の一部を入れ替え、ティラノサウルスの仲間の骨格標本などを加えた計約220点を展示している。羽毛のある恐竜「ユティランヌス」の子どもの生体復元模型や、国内初公開の「ナヌークサウルス」の頭骨レプリカなどが追加された。会期は11月27日まで。

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