茨城県北芸術祭  開幕2週間 11万5000人来場

茨城新聞
2016年10月6日

県北6市町で9月17日から開かれている茨城県北芸術祭で、県は5日、開幕から同30日まで2週間の来場者数が延べ約11万5千人に上ったと発表した。中でも鯨ケ丘地域(常陸太田市)や県天心記念五浦美術館(北茨城市)などの人気が高く、全体の来場者の2割程度が県外在住者とされた。定例会見で橋本昌知事は「滑り出しは順調」とし、さらなる誘客に向け、県外へのPRや地元の盛り上げを図る考えを示した。

県によると、開幕から2週間の4エリアごとの来場者数は、五浦・高萩海浜(北茨城市、高萩市)約2万3千人、日立駅周辺(日立市)約4万4千人、奥久慈清流(常陸大宮市、大子町)約3万3千人、常陸太田鯨ケ丘(常陸太田市)約1万6千人。

県は作品を公開中の30会場ごとの来場者数は明らかにしていないが、橋本知事は、常陸太田市西二町の市郷土資料館「梅津会館」を中心にさまざまな作品を展示している鯨ケ丘地域と、チームラボのデジタルアート作品などが展示されている同美術館がともに7千人台で「特に多い」と説明した。

9月中に各会場の来場者約300人を対象として、県が実施したアンケートによると、来場者のうち県外在住者は22%に上った。橋本知事は「茨城を知ってもらうという点でもっともっと県外の人たちに来てもらいたい」と述べ、県内外のメディアを通じたPRに意欲を見せた。

11月20日までの会期中、県は30万人の来場を目標に掲げる。橋本知事は成功の鍵として地元の機運醸成を挙げ、「どういう評価を受けたかが大事。人数だけの問題でなく、しっかり盛り上がり、地元として成功だったと感じられるような状況にできるかが一番の課題」と述べた。

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